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災害時の心の健康法-セルフケアと組織対策-

災害時の心の健康法-セルフケアと組織対策-

災害時に心の健康を守るためには、災害によるストレス(惨事ストレス)を理解してストレス対処法を身につけ、組織としても対策を講じておくことが重要です。本書では、地方公務員が受けるストレスを詳しく説明するとともに、ストレス軽減のためのセルフケアの方法や組織の取り組み方を紹介しています。
監修:筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
松井 豊
監修協力:東京労働衛生研究会メンタルヘルス・システムズ代表
メンタル・クリニック梅垣医院院長
梅垣 和彦

目 次

基礎知識(事前準備編)

1.災害時における「心のケア」の必要性
・ 災害時における「心のケア」の必要性
~過去の災害データより~
・ 「隠れた被災者」と呼ばれる被災地職員
・ 応援派遣される職員の心にも深刻なダメージ
・ 災害時の職員の状況

2.惨事ストレスによる病気や反応
・ 惨事ストレスとは
・ 惨事ストレスを引き起こす出来事
・ 惨事ストレスの心身への反応
・ 9割の人が自然に回復するストレス反応
・ 外傷性ストレス障害
・ うつ病・うつ反応(気分障害)
・ 燃えつき症候群(バーンアウト・シンドローム)
・ アルコール依存症

実践マニュアル(個人編)

3.まずはストレスチェックをしよう
・ チェックリスト1(発災~3カ月以内)
・ チェックリスト2(発災の1カ月以降~)

4.セルフケア
・ 災害時のストレス対処法
・ 気分転換の工夫
・ 発想の転換を図る

実践マニュアル(職場編)

5.支え合う職場づくり
・ 事前にできること
・ 発災後にストレスを軽減する環境
・ 組織のトップや管理監督者の立場から
・ 災害派遣する自治体の対策

6.職種別留意ポイント
・ 教員
・ 医療関係従事者
・ 消防
・ 警察
7.中~長期の留意点
・ 職場内の温度差と管理監督者の役割
・ フラッシュバックのリスク
・ 組織として想定されること

そのほか

役立つリンク集
参考文献

発行時期

2011年12月

体裁

B5 29頁 4色刷り

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