PDFファイルを見るにはアクロバットリーダーが必要です。上のアイコンをクリックしてインストールしてください。

こんな時どうする? 職場のメンタルヘルス困難事例集             対処のポイントをアドバイス

こんな時どうする? 職場のメンタルヘルス困難事例集             対処のポイントをアドバイス

メンタルヘルス不調への対応は、身体疾患に比べてより多くの時間を要する傾向にあると指摘されています。特に初動対応を間違えると、ますます事態は困難化し、当人だけではなく、管理監督者、人事労務担当者、産業保健スタッフなどのメンタルヘルス対策担当者も、その解決のために更なる労力と時間を費やすことになります。同時に、職場全体の生産性にも、多大な影響を及ぼすことになるでしょう。

メンタルヘルス不調は誰にでも起こり得るものであり、メンタルヘルス対策担当者はメンタルヘルス不調の問題が組織にもたらすリスクを意識し、タイムリーに連携をとって、効率的かつ効果的な対応を行うことが必要です。

本冊子では、一般財団法人地方公務員安全衛生推進協会が設置する「メンタルヘルス対策相談窓口」に寄せられたご相談の中で、特に頻発している対応に苦慮しがちな事例(困難事例)を取り上げ(事例は特定できないように一部情報を加工しています)、発達障害など事例の背景にある要因にも触れつつ、主に管理監督者や人事労務担当者が「具体的に何をすればよいか」がわかるよう、対応策を解説しています。

本冊子が困難事例対応に悩まれている方々にとって、解決に向けた手がかりとなれば幸いです。

監修:宇佐見 和哉
新宿ゲートウェイクリニック 副院長

有償頒布のお申込みはこちら

目 次

PART1 職場でのメンタルヘルスケアの意義

〇職場のメンタルヘルスは職務の遂行に大きく関係します
〇法制面におけるメンタルヘルスケアの意義(労働安全衛生法/安全配慮義務)

PART2 職場での困難事例集

〇困難事例1 業務ができないのに自覚がない職員
〇困難事例2 難しい仕事をさせると休みがちな若手職員
〇困難事例3 周囲に攻撃的な職員
〇困難事例4 職場復帰が困難な状態でも職場復帰を望む職員
〇困難事例5 繰り返し休業する職員
〇困難事例6 休業中に連絡がとれない職員
〇困難事例7 「合理的配慮」を求める職員
〇困難事例8 受診を拒否する職員
〇困難事例9 SOSを出さない若手職員
〇困難事例10 パワハラ被害を訴えるがおおごとにはしたくないという職員
〇困難事例11 第三者からのパワハラ通報
〇困難事例12 上司からの指導をパワハラと訴える若手職員
〇困難事例13 パワハラの自覚がない職員
〇困難事例14 職場以外の原因でメンタルヘルス不調になった職員
〇困難事例15 死にたいと願う職員
〇困難事例16 自殺者が出た職場への対応

PART3 困難事例対応への共通ポイント

〇困難事例に適切に対応するために
〇メンタルヘルス対策相談窓口

発行時期

2023年2月

体裁

B5 29頁 4色刷り

ペn ージのトップに戻る