職場のメンタルヘルス対策の柱である4つのケアのうち、セルフケアに注目したのが本書です。知識編では
公務員に多いストレスの原因と対策を、実践編ではさまざまな生活シーンにおけるセルフケアのポイントを説明しています。注意編では、ストレス解消法の落とし穴となるたばこやアルコールについて注意を促しています。
監修:初台関谷神経科クリニック院長 医学博士
関谷 透
メンタルヘルス対策の中でも、メンタルヘルス不調を未然に防ぐ「一次予防」に焦点を当てたのが本書です。個人は、ストレスへの気付きとその対処法について、職場は、一次予防対策の進め方について説明しています。特に職場の対策では、管理監督者が行う「ラインによるケア」についても詳しく説明しています。
監修:慶応義塾大学教授 大野 裕
メンタルヘルス不調者を早期発見・早期対応するための二次予防対策の書が本書です。ストレスが原因で起こるうつ病などの疾病について説明し、不調者の見つけ方から復職後のフォローまで、Q&A形式でわかりやすく説明しています。不調者への対応方法については、管理監督者と同僚職員に分けて回答しているので、どなたにも役に立つ内容となっています。
監修:慶応義塾大学教授 大野 裕
セクシュアルハラスメントとは何か、どんな言動が該当するのかなど、セクシュアルハラスメントについての理解を深めるとともに、具体的な防止策についてわかりやすく説明したのが本書です。管理監督者の役割と心得についても詳しく説明しています。
監修:労働ジャーナリスト 金子 雅臣
本書は、職場のメンタルヘルス対策のキーパーソンである管理監督者に向けて、その役割や必要とされるスキル、スキル習得のポイントについて具体的に解説しています。管理監督者自身のメンタルヘルスケアについても紹介しています。
監修:北里大学大学院助教授 田中 克俊
筋肉の疲れ、神経の疲れ、心の疲れなど、現代に生きる私たちにとって「疲労」は必ずついてまわる問題です。本書は、疲労の起こるメカニズムから疲労予防、解消までのヒントを分かりやすく紹介しています。
監修:中央労働災害防止協会 労働衛生調査分析センター所長 櫻井 治彦
生活習慣病の予防のためには、食生活の改善が欠かせません。本書は、キャラクターに分類した食生活ごとに、正しい知識と改善への具体的な取組をまとめています。
監修:東京逓信病院内科部長 宮崎 滋
本書は、当協会が行った地方公共団体における職員のメンタルヘルス対策に関する調査の結果をもとに、施策の基本的なあり方、1次~3次までの各段階での取組、対策を勧める際に必要なプライバシーの保護などをわかりやすくまとめています。